賃貸物件を内覧して契約したいかどうかを最終判断する

内覧はお部屋選定の重要ポイント

賃貸物件選びでは、間取りや条件などから物件を比較し、絞り込んだ後に内覧をするのが一般的です。内覧をせずに契約をすることも可能ではありますが、できるだけ現地に足を運んで、実際にお部屋の様子を見ておいた方が良いでしょう。入居申込書を提出し、契約が完了した後にはキャンセルを行うことができません。解約扱いとなってしまうため、仲介手数料や敷金といった初期費用が戻ってこない可能性があります。契約後に後悔しないよう、内覧で物件の様子をしっかりとチェックしてから判断を行いましょう。忙しくて見に行く暇がない、遠方に住んでいるため気軽に行けないといった場合は、家族など身近な人に内覧を代行してもらうのも一つの手です。

内覧時によく見ておきたい点

お部屋の内覧では、お風呂や台所、トイレといった水回りの設備をしっかりとチェックしておきましょう。こうした水回り設備は、快適な生活を送る上で欠かすことができないものです。不動産会社の方に確認し、可能であれば水を流すなどして水圧や排水を確認しておくと安心でしょう。また排水口周辺にニオイなどがないか、機器類はどの程度古いか、といった点も確認しておく必要があります。一人暮らしをするなら、セキュリティ面にも気を配っておきたいものです。鍵やインターホンなどの設備をチェックしておくほか、バルコニーの様子も見ておくと良いといえます。できれば実際にバルコニーに出て、周辺の様子を確認し、侵入のリスクがあるかどうかを判断しましょう。